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多面打ち(画像クリックで拡大します)
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2005年05月11日

フィクション2 新宿区役所通りまで徒歩10分

当時は、違法カジノが花盛り、ミラージ、シーザーズパレス、サーカス、インペリアルパレス、トロピカーナ、ハーレム、ドラゴン、コンコルドといったラスベガスさながらの光景が、区役所通り界隈に蔓延していました。私は、当時、歩いて10分のところに住んでいたため、連日のカジノ通いとなるのは、極めて自然の成り行きでした。

これらカジノは、表向きは、アミューズメントを装っていましたが、もちろん換金可能であり、また、風営法の時間を守っているような振りをしていましたが、表の入り口を閉めて、朝方まで営業していました。

しばしば、私服の警官が、周りを張っていました。一度、風体の悪い2人組み(笑)に呼び止められて、職務質問をされました。私は、今から換金に行くところで、ズボンのポケットには、チップが入っていましたので、ちょっと焦りましたが、何とか事なきを得、その日は換金を見合わせて、家路を急ぎました。

当時は、ブラックジャックを中心に、少しルーレットもやっていました。BJのベーシックストラテジーの存在に、やっと気づいた頃で、もちろんカウンティングなどは、全く知らない状況でした。数万円から十数万円、勝ったり負けたりの毎日でした。今考えてみると、ほとんど戦略的な意図もなく通っていたことに呆れるばかりです。もっとも、ただ飯、ただ酒を飲み食いすることと、毎日行われる抽選会に参加することだけは忘れませんでした。そして、なるべくプレーせずに、抽選会で当たったチップを換金して持ち帰ることを画策したりしていたことは、少しだけ賢かったと言えるかもしれません。とはいっても、結局のところ、ついつい長居をしてしまうわけですが。

毎日のように通ってきて、どこかのカジノに入り浸り、ブラックジャックばかりやっているご婦人が居ました。決して奮いつきたくなるような美人というわけでもなく、また若くもなく、30代半ばといった風情でしたが、わりと愛嬌のあるタイプでした。皆様も、決して特に美人でも可愛くもないけれども、一発で惹かれてしまうという経験がおありでしょう。私も、まさにそれでした。

毎日のように、独りどこかのカジノに現れ、紅一点でブラックジャックを和気藹々と楽しみ、たいてい朝まで時間をつぶしていく・・・、一体どこの誰なんだろうと、自分自身のことは棚に上げて、他人様を勝手に詮索したりしたものでした。

あるとき、私が初めて行った新設カジノで、彼女の隣の席に座りプレーした後、換金場所がわからなかったので、彼女に案内してもらったことがありました。2人とも換金を終えたところで、私は、「ちょっと飲みにいかない?」と誘ってみたのですが、彼女は「もう一軒行こうよ」と言いました。午前零時はとうに回っていましたが、彼女の意思は固く、もう一軒カジノに付き合うことになりました。

2軒目のカジノを終えて、一緒に店を出たのは、もう朝の5時を過ぎており、私は、ぐったり疲れてしまって、もはや誘う気力すらありませんでした。10分も歩けば、我が棲家に連れ込めるというのに、何という体たらくでしょう。タクシーに乗り込む彼女を見送って、私も家路に付いたというわけでした。また、次回でいいや、という気持ちもあったのでしょうが、その後は、もはや接近遭遇することもなく、そのまま時は過ぎ去ってしまいました。

もっとも、連れ込んでしまったという話では、ここに書くことはできないわけで、連れ込まなかったからこそ、こうして笑い話にできるわけではありますが、私の場合、これに似た話が山ほどあるので、いやんなっちゃいます。後になって後悔するような、据え膳食わぬは男の恥を何度も演じてきた私は、本当にボケです。あの時も、ああ、あの時も・・・。

チャンスは、今しかないのに、後で気づく能天気な自分に、いい加減呆れ果てます。機を見るに敏ならぬ機を見るに鈍そのものです。後の祭りを嘆いても、時は戻ってくれません。オー・マイ・マカロニ!! そんな叫びだけが、虚しく響き渡ります。


posted by frugal gambler at 21:53| Comment(4) | TrackBack(0) | My Gamble History | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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